こんにちは。ななの葉ブログ管理人です。
私はこのブログを、1年半くらい前に購入したChromebookで書いています。
Chromebookって最近よく聞くよね。
普通のパソコンより安いとか、セキュリティソフトがいらないとか…。
でも何が違うのかよくわからないんだよね。
そうだよね。私も最初は全然わかんなかった。
でも、1年半使ってきて、便利だなって思ってるよ。
今回は、1年半Chromebookを使ってみた感想を書きたいと思います。
そもそもなぜChromebookを購入したのか
私は5年以上、プライベート用のパソコンの無い生活をしていました。
理由はいくつかあるのですが、
・転職して仕事を家に持ち帰ることもなくなり、Officeソフトを使わなう必要がなくなった。(仕事の持ち帰りは、会社のルール上でもだめですが…)
・iPadを購入し、簡単な作業はiPadで間に合っていた。
・パソコンを購入するのは予算的に厳しかった。
これらの理由が大きいです。
簡単に言ってしまうと、「パソコンがあった方が便利だけれど、10万円以上使って買い換える程ではなかった」ということでしょうか。
そういった理由でずっとパソコンを持っていなかったのですが、やはりパソコンがないと不便だと思うこともいくつかありました。
iPadでもできないことはないけれど、効率的ではないと感じていたことがあります。
・複数のブラウザやアプリを同時に立ち上げて作業する。
・WordPressを使ってブログを作る。
・資料を作成する。
こういったことをするにはやはりiPadだけでは不便だったんですね。
そこでパソコンもほしいなあと思っていたのですが、ネックになるのが「価格」。
パソコンは数万〜数十万まで価格の幅がありますが、性能と価格は比例するものだと思っています。
ある程度の金額を出さないと、動きが重くて使い物にならないということになってしまうんですね。(一度それで大失敗したことがあります…。)
そんなとき目にしたのが2万円で購入できる「Chromebook」。
以前から興味もあり、何より2万円であれば仮に失敗だったとしてもダメージも大きくないだろうと考えました。
Chromebookとは?他のパソコンとどう違う?
そもそもパソコンとは
Chromebookについて話す前に、まず先程からひとくくりにしている「パソコン」について少し説明したいと思います。
一般の方にとって、「パソコン」と言われてイメージするのは「Windowsのパソコン」か「Mac」、そして最近出てきた「Chromebook」だと思います。
この3つの違いについてざっくりと説明したいと思います。
私ももともと文系なので、細かいことは言わず、本当にざっくりと
説明したいと思います。
Windowsとは
おそらく、「パソコン」と聞いて一般的にイメージするのは、Windowsのパソコンだと思います。
WindowsのOSが搭載されているパソコンですね。
…OS…?
OSは「Operating System」って言うんだけど、
難しいことを考えずに、パソコンを動かしている基本的なシステムだと
思ってくれたらいいかな。
2022年時点で、日本で使用されているパソコンの7割以上がWindowsだと言われています。
MicrosoftOffice(Word、Excel、PowerPointなど)を使っている人は、ほとんどWindowsユーザーだと思います。
Macって?
MacはAppleから発売されているパソコンで、Macbook ProやMacBook Airなど、いくつかの種類があります。
搭載されているのはMacOSです。
Macを使っている人は、Microsoft Officeではなく、Pages、Numbers、Keynoteといったアプリを使っている人が多いと思います。
Chromebookって?
最後のChromebookにはChromeOSというOSが搭載されています。
ChromeOSはGoogleが開発したOSで、ドキュメント、スプレッドシート、スライドと言ったGoogleアプリが便利です。
なるほど。Microsoftでも、Appleでもなく、Googleが開発したんだね。
そう。少し補足すると、
WindowsOSを搭載しているパソコンは、Microsoft以外からも発売されていて、
ChromeOSを搭載しているパソコン(Chromebook)もいろいろなメーカーから発売されているよ。
だけど、Macを販売しているのはAppleだけなんだ。
Chromebookのメリット
では、ここでChromebookのメリットを紹介したいと思います。
とにかく安い!
これ、本当大事だよね!
もちろん、メーカーやスペックによって値段は変わってきますが、WindowsやMacに比べるとChromebookは格段に安く購入できます。
安いものだと3万円前後から、私はセール価格ということもあったのですが、2万円を切る価格で購入することができました。
新品のWindowsで2万円というのはほぼ無いと思いますし、5万円程度のものであったとしても、スペックはかなり低くなってしまうと思います。
実は昔、4万円程度の激安Windowsを買ったことがあったのですが、
動作が重くて重くて…使い物になりませんでした。
セキュリティ
今パソコンを使っている人の中で、「インターネットに一切接続しない」人はほぼいないと思います。
その時に大切になってくるのがセキュリテイ対策です。
大抵の方は有料のウイルス対策ソフトをインストールしているのではないでしょうか?
Chromebookの場合はセキュリティ対策が標準的にされています。つまり、特別なウイルス対策ソフトなどのインストールが不要、というわけです。
ウイルスは日々進化するので、常に最新のセキュリティ対策が必要になりますが、Chromebookの場合、セキュリティに関しても更新プログラムが配信され、アップデートすることができます。
※ただし、後述する更新の期限には注意してください。
セキュリティ対策って何をしたらいいのかイマイチわからないから、
それをOS側で提供してくれるっていうのはすごくいいなあ。
Googleアプリ
ChromebookでWordやExcel、PowerPointといったソフトをインストールして使うことは難しいのですが、ドキュメント、スプレッドシート、スライドというGoogle アプリを使うことができます。
完全に全く同じことができる…というわけではないのですが、簡単な文章作成、表計算、プレゼン資料の作成には十分だと思います。
ブラウザ作業
Google Chromeなどのインターネットブラウザを使ってネットを閲覧する、動画を見る、ブログを書く…といった作業はWindowsのパソコンと同様にすることができます。
Google Playのアプリが使える
2016年以前に販売された機種など、一部対象外もあるようですが、基本的にChromebookはGooglePlayからアプリをインストールすることができます。
つまり、Androidのタブレットやスマホ向けのアプリがChromebookでも使えるというわけですね。
正直、インストールできてもうまく動かないということもあるので、とっても便利!という訳ではありませんが、これから対応も進んでいくと思うので、どんどん便利になっていくと思います。
Androidのスマホで使っているアプリが使えるって
不思議な感じ。
Chromebookのデメリット
ソフトのインストールができない
ChromebookはWindowsのようにいろいろなソフトをインストールして使うことができません。
(できない、というのは少し語弊があるのですが、一般的なユーザーの感覚だと「できない」と思っていいと思います。)
ですので、何か特定のソフトをインストールして使いたい、という人には不向きです。
MicrosoftのOfficeはフルで使えない
word、Excel、PowerPointといったお馴染みのソフトもインストールすることができません。
ブラウザで使えるWeb版などもあるのですが、普段Windowsのパソコンで使っているものと全く同じというわけではありません。
ですので、「MicrosoftOfficeをメインで使う」という人は、Chromebookで無いほうがよいと思います。
私は仕事は会社のWindowsのパソコンを使って、Chromebookはブログ執筆等のプライベート用途で使っているので全く問題ありません。
Zoomのフル機能が使えない
ChromebookでもZoomを利用することはできます。
しかし、いわゆるWindowsの「デスクトップアプリ」は使えないため、利用できる機能が一部制限されます。
機能が一部制限されているというのはスマホやタブレットで参加するときも同じなので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
ただ、Zoomでホストになることが多い、ミーティングやウェビナーを制御するいろいろな機能を使いたい、という人は注意したほうが良いと思います。
低価格のChromebookを購入するときの注意点
Chromebookって選び方のポイントとかあるのかな?
とりあえず安いものを買ってみて、試してみようと思い始めてるんだけど。
私は2万円のChromebookを使ってるけど、後悔していることはないかな。
Chromebookに関してはきちんとしたメーカーから購入すれば、
性能面で「安かろう悪かろう」「使い物にならない」ということは無いと思ってる。
けど、やっぱり値段なり、という部分はあるので、いくつか気にしておくと良いポイントはあるかな。
自動更新の有効期限の確認
Chromebookはセキュリティ対策などが自動更新されますが、それには有効期限があります。
つまり、古い機種をいつまでも使い続けていると、アップデートができなくなって、セキュリティ面などで危険性が出てきてしまう、というわけですね。
実は、Chromebookが安く売られている場合、「自動更新の有効期限が短いから値下げされている」可能性があります。
「安く買ったはずなのに、すぐに買い換える羽目になって結局高くついた」なんてことになったら本末転倒です。購入する際は要チェックですね。
画面の解像度
これは気にしない人は気にしないかもしれませんが、安いものだと画面の解像度が低い場合があるかもしれません。
私はもう慣れましたが、最初は多少画面の見づらさを感じていました。
カメラ・キーボード
カメラがついていない機種はあまりないと思いますが、精度は機種によって違います。
安いものだとやはり必要最低限となります。
Zoomなどのオンライン会議などに使うのであれば、フロントカメラ(インカメラ)があれば十分だと思いますが、リアカメラ(バックカメラ/背面カメラ)が必要な場合は注意しましょう。
その他、安い機種だと、キーボードが日本語配列でなく、英語配列であることも多いです。
英語配列だと日本語入力ができない、ということではありませんが、なれるまでは使いづらいかもしれません。
(私のChromebookも英語配列ですが、日本語配列の外付けキーボードを使っています。)
2万円のChromebookの使い心地は?
どんなChromebookを買ったのか?
1年半前、2020年の年末に私が購入したChromebookはLenovo Chromebook S330です。
セールということもあったのですが、税込19,900円でした。
現行のモデルでスペックが同程度のものだと、IdeaPad Slim 350などが近いように思います。
価格:31,581円 |
多少画面が粗いな、と思うことがあったりしますが、性能は問題有りません。
動作もサクサクで、ネットで調べ物をしたり、プライベートで資料をまとめたり、ブログを書いたりする分には十分です。
確かに物足りない部分もありますが、2万円でこれだけ使えれば十分だと思います。
パソコンがほしいけど、予算が…という人はChromebookも検討してみてはいかがでしょうか?
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